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2013-06-27
松島龍戒
松島龍戒 松島龍戒

ドイツ国際花火競技会で 拙僧の曲「四智梵語」が!  

2013-06-20

9月にドイツで開催された国際花火競技会に出品された
花火制作会社「丸玉屋」さんの作品に、
「四智梵語 -希望-」が、BGMの一曲に採用された。

丸玉屋さんの強い希望により、
CDに収録されている、新しいバージョンでなく、
初期バージョンを提供。

私としては過去の作品だとしても
使用されるかたの感性や、目的によっては、
どのアレンジにも価値が見出されるものか、と、
気付きをいただいた。

日本の文化を世界に伝えるイベントで
坂本龍一さんや北島三郎さん、
大河ドラマのテーマなど、そうそうたる曲と並び、
無名である私の曲を使っていただけたことに
深く感謝している。

この丸玉屋さんの作品、
開催国のドイツと同時優勝を勝ち取ったとのこと。
重ねてお喜び申し上げる次第です。

感謝合掌

↓四智梵語は2分18秒くらいから約1分程度に編集

四智梵語「希望」 PVできました。

2013-05-26

CD「聲奏一如 -壱-」より

CD「聲奏一如 -壱-」発売

2013-01-23

平成23年12月8日 みらい座池袋での
聲明音楽コンサートから1年余。
新たに作曲、編曲を見直し、
全曲に亘り録音し直した仏教音楽CDが完成した。
1月29日発売、である。

お経や聲明の良さをお寺以外の場所でも、
身近に、楽しく、厳粛に感じてほしい。
そんな思いで「仏教の声」と「現代音楽」のコラボレーションを
楽しんでいただけると思う。

本作品の特徴は、ひとつの音楽性に偏ることなく、
西洋風、東洋風、ロック風、讃美歌風など、
多面的な音作りにこだわり、
お経の表現の可能性を追求している点。

使用楽器も二胡、尺八、箏、和太鼓などの伝統楽器だけでなく、
ギター、パーカッション、シンセサイザーなどの現代的楽器も
参加。

現代人の耳にも違和感なく楽しんで聴いてもらえるよう
工夫を凝らした。

さらに、お経の曲構成は、高野山真言宗の正式な法会の
形式を踏襲し、楽しさのみならず、宗教的意味や伝統を
損なわない配慮、そして、あくまでも音楽を通じた「祈り」を
表現することにこだわっている点である。

16ページの楽曲解説ブックレット付き。
 

購入はこちらから
http://bukkyo.shop-pro.jp/?pid=54309274

謹賀新年 敬禮三宝

2013-01-01

紅白観ずして新年来ず、というほど
意固地にこだわっている私であるが
今年はTVを子供等に譲った

チャンネルを譲る幸せも
あと数年、だろうし

家族5人
妻と赤ん坊は実家ではあるが、
それぞれ何処に居ても家族、である

そんなささやかな幸せを感じる新年を迎えた

その日、その時、その瞬間を全力で生きる
今日死んでも後悔しないように

その反面

昨日の全力に満足できない自分でありたい
故に 死にたくない 死ぬのが怖い

足を知る
生涯修行

それぞれのバランスとベクトルを
常に絶妙に保っていたい

瞬間を全力で生きている人間は
100年与えられても実現し得ないほど
やりたいことが湧き出てくる

昨年の私は、自分でも驚くほど全力で日々を過ごした

が、それもすでに過去の遺物である

今年は昨年よりも満足できるよう
そして来年はそれすら恥じるほど
大きく成長したと思いたい

人生は短い

実に難しい、が、そんな生き方を
実践していきたいものだ

皆様にとりまして本年が素晴らしいものであるよう
心よりご祈念申し上げております

合掌

あの世って。。。?

2012-12-18
昨日、寺にお墓参りに来られたおばあちゃんの話。

あたし、最近、なかなか思うように歩けなくてね
次に此処に来るときはお骨になってからかもよ

でもね、あたし死ぬのも楽しみなのよ
だって、死んだら世界中の世界遺産を見て回るの
飛行機代も、食事代もかからないし(笑)

千の風になる、というのはこーゆーことか。。。

高野山での師匠は、亡くなった人のことを、

幽冥界に籍を移した

と、表現してたな。

居場所が変わっただけのこと。

現世での姿かたちは、そりゃ、諸行無常だ。

しかし、命ってやつは、
そんな短期限定でのちっぽけなものじゃないハズ。

縦横無尽に姿を変え、永遠普遍のもんだ。

こう、少しでも思えれば、
このおばあちゃんの心境に少し近づく、か。。

そして、亡き人を想う時も、

その辺の草花に魂が宿り、
心にも住んでくれてる、と思えるようになる、か。。

このことを、真言宗では現世に密厳仏国を築く、という。

CD 「Okyo is Music !」  発売間近。

2012-12-11

 

かねてより制作していたCD・・・

仏教音楽である「声明(しょうみょう)」と現代音楽の

見事なコラボレーション・・・

 

私自身の都合や、その他の調整がつかず、

此処まで来てしまったが、ようやく完成に近づいたのでご報告。

発売日2013.01.XX

当面、本webサイトで販売させていただきます。

宜しくお願い致します。

 

合掌

ヒトの自己防衛能力

2012-12-11
ヒトが本来的に持つ、
自己防衛能力というものを信じてやまない。

笑ったときのNK細胞
睡眠不足時のアドレナリン
極度の恐怖に陥ったときの気絶

など、枚挙に暇がない。

振り返ってみると、

いままでに何度もこの自己防衛軍に
救われてきたような気がする。

この数ヶ月、尋常でない生活が続き、
どうしても打開できぬ事態に陥っていると
解るやいなや、ふと、なんの前触れもなく、

「子供たちがいたおかげで」
「坊さんだったおかげで」
「あのひとがいてくれたおかげで」
「妻が実家に帰っているからこそ」

などと思えてくるから不思議である。

いつしか、料理さえ趣味に変換されつつある。

しかし、人はややもすると、

「子供たちがいたせいで」
「坊さんにさえならなければ」
「あいつさえいなければ」
「妻が実家に帰っているせいで」

などと思いがちだ。
そうなると、悲劇である。

ヒトはきっと困難を前向きに、
自分に都合のいいように変換してくれる、
すばらしい能力を持っている。

こいつを生かさにゃ、損損。。。^^

1985.08.12 18:56 JAL123

2012-08-13
自宅の仏壇にささやかなお飾りをし、

家族で般若心経を唱え、ばあちゃんをお迎えした。
年に一度、小規模ながらお盆の舞台装置を整えると
ここぞとばかりに素直さを発揮する我が子ら、である。

日付が変わったが、520名の命が失われた事故から27年。

当時高校生だった自分にとって、
計り知れない大きな衝撃を受けた。

圧力隔壁の破損、という一応の結論は迎えたものの、

事故状況の不自然さ、多くの矛盾、∴陰謀説まで。。

「沈まぬ太陽」「クライマーズ・ハイ」は

映画、小説ともに厳粛な思いで拝見したし、
事故状況なども自分なりに調べもした。

余談だが、私の飛行機嫌いは、

この事故が少なからず影響していたと思う。

ある本に、飛行機に乗るのが怖いのは、
巨大な鉄の塊である飛行機がなぜ飛ぶのか、

その仕組みを理解していないからだ、という一節があり、
その後、素人なりに航空力学をかじっているうちに、

徐々に飛行機好きになってきた経緯がある。

ところで、この種の事故、事件、災害、戦争を
振り返るときの常套句、

「早○○年」などという表現には違和感を感じる。

遺族のかたはこの27年をそれぞれどんな思いで
過ごされてきたであろうか。

とりわけ、本質的に多くの未解決部分を残したままのこの事故で
大切なひとを亡くされた遺族の皆様にとっては

時の経過が心の区切りになることはないであろうし、
一日千秋、片時も忘れたことがない人も多いと推察する。

心の悲しみの減衰レベルは、
当事者と周囲の人とでは大きな差異がある。
年数によって周囲の人が決めるべきではない。

私は年忌法要の際、ご遺族に
「もう○回忌、いつまでもくよくよしてはいけない」と説諭し、
導き、心を支えて差し上げるほどの

経験値を未だ持ち合わせていないのである。

私にできるのは、
少しでも仏さんの功徳がご遺族の心に及ぶことを願い、

声を出し切ってお経を唱えること、のみである。

お盆である。

三界万霊へ感謝合掌致します。

気付き・・・ 感謝と落ち込み。。。

2012-07-20
仏の教え、と言うつもりはないが、
気付きの連続で成長するのが人生かと。

日々、有形無形の存在から気付きを得るたびに、
低次元的に喜び、微々たる満足感に浸る自分が居る。
… しかし、人生を左右させるほどの大きな気付きをいただいた時は
得てして激しく落ち込むよな。。
人格を根底から覆されるくらいに。

言葉では「ご指導お願いします」「糧と致します」
などと言ってはみるものの、
いざ、心底厳しい教えに打ちのめされると、
それを現実的な糧に変換する過程は非常に難しい。

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