6月, 2016年

「空海記念統合医療病院」設立に向けた記念講演 リハーサル

2016-06-06

 
西洋医学+東洋医学に、
人の自然治癒力を引き出す、
仏教の智慧を取り入れた
統合医療病院の設立に向け、
 
発起人代表の
 渥美和彦先生、
 美松寛昭先生、
 星野惠津夫先生らが
 
鋭意準備を進めていらっしゃいます。
 
来る6月12日の記念講演では、
高野山真言宗前管長の松長有慶猊下も
お運びいただきご講演されます。
 
そのような席で、あろうことか、
私に「仏教音楽の治療効果」という
内容で講演するという大役が与えられました。
 
浅学は重々承知のうえですが、
人の治癒に効果があるといわれる
さまざまな仏教体験プログラムのうち、
仏教声楽「声明」について、
知っていることを精一杯お話させていただきます。
 
今回は講演のほか、
先輩僧侶がたとの声明唱和、および
声明と演奏のコラボレーションもご披露します。
声明の可能性と有り難さを共有して
いただければと思います。
 
これまで微力ながら続けてきた仏教音楽活動が、
このような有り難い舞台でお役に立てるかも
しれないと思うと、とても感慨深いです。
 
6/1、演奏とのコラボのリハーサルを行いましたが、
私自身が「音」に癒されておりました。
 
 バイオリン 杉原蓮子さん
 チェロ   佐野まゆみさん
 ピアノ   小林舞子さん
 
すばらしい演奏を有り難うございました。
 
当日までもうひとがんばり
させていただきます。
 
お近くのかたで、関心あるかたは是非
お越し下さい。
 
南無大師遍照金剛

KK_1「空海記念統合医療病院」

お寺で聴く声明コンサート 最終回をむかえました。

2016-06-06

お寺で聴く声明コンサート

第5回はピアニストの藤林明子さんを
お迎えして、しっとりと執り行いました。

今回で最終回となるこのコンサート、
そもそもwave出版さんより、
『癒しの声明CDブック』出版をきっかけに
開催していただいたものでした。

最初の3回と合わせて計8回の
ロングラン(?)でしたね、、(笑)

しかもそのほとんどが満席で、
時にキャンセル待ちのあげく
お断りせざるを得なかったかたも
いらっしゃったこと、
この場を借りてお詫び申し上げます。

すでに次の構想がアタマの中を
かけめぐっております。

少し私の状況が落ち着いた頃、
もうしばらく先になると思いますが、
是非ご期待下さい。

有り難うございました。
合掌

松島龍戒

第1回 三味線 髙橋亮一

第1回 三味線 髙橋亮一

第2回 アコースティックギター 大宮孝介  

第2回 アコースティックギター 大宮孝介
 

第3回 二胡 こたにじゅん

第3回 二胡 こたにじゅん

第4回 バイオリン 杉原蓮子

第4回 バイオリン 杉原蓮子

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西武台新座中学校で講演させていただきました。

2016-06-06

「僧侶という職業」
去る5月30日、こんなタイトルで今日、
埼玉の西武台新座中学校で講演させていただきました。
 
大人のかたにも時として伝えづらいテーマを
中学生の皆様に如何にわかりやすく伝えるか。
 
そもそも僧侶とは職業なのか?の所感を交え、
現代に生きる僧侶の役割、理念や活動内容、
そして職業観についてお話しました。
 
現代の寺の事情を伝えるには、
そもそもお釈迦さまって実在の人物なの?
そもそも仏教ってなに?
ということから知ってもらわなければ
へー、と感じてもらえない。
 
3日徹夜して作った
図や動画をたっぷり用いた資料を用い、
 
第1部で仏教の基礎、
第2部で応用編という流れで
 
45分×2の講演を乗り切りました。
 
自分の子供より若い世代に
楽しんでもらえる話をする難しさ、
仏教に対する疑問と関心を素直にぶつけてくれた
生徒さんたちのパワーに圧倒された一日でした。

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仏教楽器と音楽イベント 音楽療法士の先生とともに開催しました。

2016-06-06
仏教の「音」のちからが、
人を元気に、そして仏にする。
 
そう実感した一日でした。
 

 
去る5月10日、清瀬の施設にて、
以前もご一緒させていただいた
音楽療法士の林康江先生とともに、
仏教楽器体験のイベントを開催しました。
 
仏教やお寺に対する思いもそれぞれ、
中には認知症のかたもおられ、
理解度もさまざま。
 
そんな中、仏教楽器の「音」には、
どこか懐かしい共通した響きが
感じられるのでしょうか。
 
にこやかに夢中で木魚を叩くかた、
お鈴を前に深々合掌するかた、
 
その笑顔の美しいこと。
 
まさに仏は心中にある、と思える瞬間です。
 
仏の教えが凝縮された「音」には、
少なからず人を優しくし、笑顔にし、
結果として元気にしていただく要素が
あると思います。
 
普段のイベントより離席率も低かったとの声も聞き、
ますますその確信を得ました。
 
次回は「声明」を聴いていただくイベントを
企画してくださいます。
 
これからもさまざまな場で、
仏教音楽を体験いただけるように
なることを願っております。
 
合掌
 

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