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NHK バナナ♪ゼロミュージック 本年最後の出演です。

2017-12-07

NHK
バナナ♪ゼロミュージック
今年最後の放送は
12月9日22:30から。

「大忘年会SP」です。

今年4回出演させていただいた、
「漢字抜出しクイズ」も振り返ります。

そして、今回はスタジオ初登場。

お楽しみに。

合掌

 

◆◆◆『ぶっちゃけ寺』最終回◆◆◆

2017-02-17

◆2年半、ご覧いただき本当に有り難うございました。
 
番組終了はとても残念ですが、
お寺と社会をつなぐきっかけとして、
充分な役割を果たした前代未聞の番組に
未熟ながら関わらせていただけたことを、
有り難く、誇りに思います。
 
◆番組出演をきっかけに
無数の宝ものをいただきました。
 
・たくさんの人とのご縁
・他宗派お坊さんとの出会い
・貴重なロケでの経験
・伝えることの難しさ
・学びと経験の足りなさ
・講演など寺外での活動の機会
・出版や雑誌記事などの執筆
 
・・・すべては番組のおかげです。
 
◆特に思い出に残ったことです。
 
〇三日間に亘る高野山ロケ
 
 おこがましくも空海さまのお山を
 太田さんと室井さんとごいっしょできたこと。
 4年間修行したお山で感無量の思いでした。
 
〇久次米宮司らとのお経+祝詞のコラボ演奏♪
 
 仏教と神道も共感し合うことができる・・
 平和の第一歩「相手の価値を認める」ことを、
 インパクトある演奏で伝える機会をいただきました。
 
〇功徳院大分本院での火渡りロケ♪
 
 毎年開催の柴燈護摩(落石、震災で現在中止)の
 密着ロケ。熱い火を裸足で歩き、厄除け祈願する
 地元の人々の姿を伝えていただくことができました。
 
〇般若心経のピアノ弾き語り♪
 
 これを機に、施設や病院など、
 今まで袈裟では入りづらかった場所での
 仏教音楽体験イベントの機会が増えました。
 
◆「あなたの身近にある知らない世界」
 
番組は、お寺がお葬式やご法事だけでなく、
だれの身近にもあって、生きている人にこそ
大切なものであることを伝えてくれました。
 
お寺にとってはこれからが正念場、
仏教と社会をつなぐ土壌ができ始めた今、
次に求められるのは、満足度の高い寺院運営です。
 
◆「謙虚」なお寺でありたい
 
お寺の活動、運営は住職の個性や地域性に応じ、
千寺千通りですが、「謙虚」な姿勢があってこそ、
信頼をいただくことができるものだと思います。
 
というのは、番組をきっかけに
お寺の内外で出会ったかたがたの中には、
私のつたない経験や知識などでは到底太刀打ちできない、
大きな悩み苦しみ悲しみを抱えてたかたが、
まだまだたくさんいらっしゃることに
気付かされたからです。
 
番組を通じ、私を実体以上に
すごいお坊さんだと見込んでご相談に来られるかたに、
日々自分の無力さを思い知らされることになりました。
 
仏教には、どんな場面にも応用できる
無数の有形無形の教えがあり、
最初のうちは、自分の未熟さがバレないよう
その都度教えを引用しながら頑張ってましたが、
いつしか、
 
「導く」「教える」にも増して、
「共感」「寄添い」が大切だと感じはじめました。
 
◆今後どんな場面に出会っても、
この気持ちを忘れずに接することが、
相手の心を切り替えるきっかけになると信じ、
不完全ながら今後も活動してゆきたいと思っています。
 
番組に出させてもらったからといって、
私がエラくなったわけでもなく、
私も皆さんとともにこれからも悩み続ける
ひとりの求道者として、
どんな事物にも役割と価値、いのちが宿るという
仏教の懐の深さを伝えていくことができれば
こんな幸せなことはありません。
 
◆これからも皆さまとのご交流を通じて、
少しずつ成長できるよう励んで参りますので、
どうぞ宜しくご指導のほどお願い申し上げます。。
 
最後に、深夜時代の放送第2回から最終回まで、
懲りずにたくさん起用していただいた
番組スタッフの皆さんに心より御礼を申し上げます。
 
※私の番組に対する長文の思い出をお読みいただき
ありがとうございました。
 
感謝合掌
 
 

 

「声明コンサート」 in 上尾中央総合病院 緩和ケア病棟

2017-01-22

「声明コンサート」
in 上尾中央総合病院 緩和ケア病棟

臨床宗教師としてボランティア活動
させていただいている病院で、
ピアノと仏教声楽「声明」の
コンサートを開催する機会をいただきました。

まず、ピアノ伴奏付きの声明2曲を
聴いてもらい、次に
「上を向いて歩こう」「ふるさと」を、
患者さんにも仏具を鳴らしてもらい、
演奏に参加していただくという内容でした。

あらためて、
病院という公共の場所で
お経を披露することの
難しさとやりがいを感じました。

お経としての厳粛さと、
音楽としての楽しさを
感じてもらえるよう

・お経のようで歌
・仏具のようで楽器
・僧侶のようで演奏者

お経が病院でも自然に溶け込む
ことが出来るよう留意して臨みました。

とはいえ、やはりお坊さんが病院で
お経のコンサートを開くというのは
病院側のご理解の賜だと思います。

同時に患者さんにとっては、
仏具に触る、お経を聴くなど、
こんな思い切ったパフォーマンスさえ
寛容に受け入れる病院の姿勢にこそ、
安心されたかたも居たのではないでしょうか。

これからも患者さんに「この病院でよかった」と思っていただけるような
仏教音楽の模索に励んで参りたいと思います。

ピアノの藤林明子さん、
開催をご提案くださった看護師の大島英子さん、
お越しいただいた患者の皆さま、
ありがとうございました。

合掌

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