寺とグリーフケア

2013-08-30
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第2回悲嘆講座

NPO法人仙台グリーフケア研究会
JDGSプロジェクト
両団体共催の講座に参加。

様々な職種のかた、70名が受講。

震災や自死で大切な人を亡くされたかたの
悲しみに如何に向き合うか。

大人のみならず子供のケアにも
大きな配慮が必要だと痛感。

講義だけでなくワークも体験。
これには驚いた。
この実践のほうが、100の説法よりも
どれだけ有り難く、有効か、と思うほど。

坊さんの養成カリキュラムにも、
この種の講座は必須として取り入れるべきだな。。。

それにしても、
死別による悲嘆に暮れる無数の人に対し、
かくも懸命に向き合おうとする人たちが居る。

特に主催者、理事の先生方は
新たな団体立ち上げや、活動の啓蒙に
懸命に取り組んでいらっしゃるが、
まだまだ必要な人への認知が進んでいないのが
現状だ。

ところで、檀家はある意味、
遺族会の役割として機能させねばならん。

僧侶も寺、仏教の原点に立ち戻り、
グリーフケアの必要性と手法を学び、
この発露の先に宗教儀礼が成り立つとの
意識を持つべきだ。

でなければ、せめて、
このような活動に励む団体が
存在することを認知し、必要に応じ、
檀家さんに情報提供していくことが肝要だ。

己の無知、無力に気付かされる毎日である。

多くの学びと気付きを下さった
主催者様、講師、参加者の皆様に感謝申し上げます。

明日の二日目も宜しくお願い致します。

合掌

NPO法人仙台グリーフケア研究会
http://www.sendai-griefcare.org/

JDGSプロジェクト
http://jdgs.jp/about_JDGS/JDGS_members.html

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